先日我が家の高校生が、陸前高田市へボランティアのお手伝いに行ってきました。
学校がNPOと組んで往復バスをセッティングしてくれて希望者をつのり、
夜行バス+半日作業+夜行バスという、いわゆる
「0泊3日弾丸ツァー」というヤツでした。

かりん党とは全然関係ないんですけどね(笑)
でもなんか、陸前高田市にご縁があるなぁと。

漁港の片づけをお手伝いしてきたそうですが、津波でめちゃくちゃに
からまった網(高校生談:「70人でひっぱったら遠くのほうがズリッと動いた」)の中に、
まぁ、いろいろなものがからまっているわけですけども。

その中に、古典のノートがあったんだそうです。
中を見たら、古今和歌集についてびっしりと書きつけてあったとか。
名前はなかったそうですが……。

その子は、元気でいるのかな。
勉強、したかっただろうな。

一本だけ残った高田の松を見て、
つぶれてしまった「みちのえき」をみて、
青く輝いていた海と、ひっぱった網を見て
高校生たちがどんなことを感じたのか、
それぞれの心の中に何か残っていてくれるといいなぁと思います。